氷感「美味しさをそのままに」

冷蔵・冷凍でもない第3の保冷庫「氷感庫」

鮮度を落とさず長期保存、それが「氷感庫」。

「氷感」とは…

冷蔵技術+電気技術=イノベーション

従来の冷蔵技術に

  1. 高電圧(最大7,000v)
  2. 低電圧(5mA以下)
  3. 一定周波数(50or60Hz)の電気エネルギーを安全かつ安定して加え、食材に有益な効果を付加する技術です。

「氷感」の特徴

電圧+低温→鮮度・熟成・解凍

電圧付加により食材を凍結しにくくし、低温下での日凍結保存を実現します。
従来、抱えていた食品保存に関する課題を解決する一つの方法です。


※保存物の個体差・産地によっては、保存結果に違いのでるものもあります。

電気代
氷感システムの消費電力はわずかなので、通常冷蔵庫と電気代はほとんど変わりません。
自社特許(取得特許・実用新案)
・特許第3862085 ・特許第4563916 ・実用新案第3140667
・実用新案第3165951 ・実用新案第3152844

高級食材も、より美味しくより長持ち。

日本は古来より鮮度を大切にしてきました。
これは、日本は温暖で多湿であるため、食品が傷みやすい地域だからです。
特に、魚介類や果物・野菜に関しては収穫時期、旬があるため、鮮度を保つことが大切です。

食材の命、鮮度を長持ちさせることを「氷感」が実現します。

冷蔵庫に入れておくだけでお肉が美味しく…こんな夢のような事が氷感では起きています。
熟成を必要とするお肉、しかしそこには「劣化」という大きな壁がありました。
氷感庫をご使用になられ、見事その壁を崩したお客様は多々いらっしゃいます。
変色、カビの発生を抑えるだけでなく、甘味と柔らかさを引き出してくれる次世代の冷蔵庫…
是非その目でお確かめください。

氷感庫90日保存の牛肉(温度-3℃電圧3,500v)

※検査機関:北海道立十勝圏地食品加工技術センター
注)食肉における一般生産菌数は食品衛生法による基準は定められていない。 一般的な参考基準値は500万/g以下(日本生活協同組合連合会基準)

鶏肉保存試験(温度-1℃電圧3,500v)※腐敗し易い鶏肉でも良い状態で保存が可能。

マグロ(保存3日後)の鮮度K値を測定※(財)日本冷凍食品協会調査にて分析測定


漁師から試食評価

  • 切り身の状態にした時に身が立つ
  • 目も濁っていない
  • 色のくすんだところがなく味も良い
  • エラが赤く鮮度を保っている


氷感保存67日目

冷蔵庫:腐敗しカビが発生
氷感庫:腐敗していない

冷蔵庫 氷感

いちご
氷感保存10日目

福岡県農業試験場
冷蔵庫:5日目でカビが発生
氷感庫:カビの発生なし

冷蔵庫 氷感

ピーマン
氷感保存1ヶ月目

冷蔵庫:腐敗しカビが発生
氷感庫:腐敗していない

冷蔵庫 氷感

メロン
氷感保存28日目

冷蔵庫:水分が抜け実がやせ、種が変色
氷感庫:水分を保持し、種の変色もなし

冷蔵庫 氷感

アスパラガス
氷感保存22日目

冷蔵庫:穂先が萎え倒れる
氷感庫:穂先のしなりが少ない

冷蔵庫 氷感

トマト
氷感保存25日目

冷蔵庫:腐敗がみられる
氷感庫:傷みが殆ど無い

冷蔵庫 氷感

外国産高級食材も、氷感庫では長期保存が可能!

トリュフ
(自社試験)

通常の保存であれば1週間後には大半が破棄となるが、約3倍の20日間保存が可能となった。

入庫前 氷感20日後

アンティーチョーク
(自社試験)

長期保存にはオイル漬け等の方法が用いられるが、無加工の状態で約3倍の18日間保存が可能となった。

入庫前 氷感18日後

生ポルチーニ
(自社試験)

冷蔵では3~4日しか保存できないが、約4倍の18日間保存が可能となった。

入庫前 氷感20日後

プレコーチェ
(自社試験)

通常なら1週間程度しか保存できないが、約2倍の15日間保存が可能となった。

入庫前 氷感15日後

活シジミ(温度-3℃ 電圧3,500v水なし)

  • 産地より届けられた状態にて試験開始。
  • 試験開始より20日目より殻が開いて死んでいる状態が出始めてきた。
  • 収穫時より1か月は水なし、エサなしで9割以上が活の状態で保存できることが確認できた。
入庫前 1週間後 1ヶ月後

  • 12ヶ月経過しても、外皮に若干の変化が見られるが、中身には極端な変化は見られない。
2ヶ月後 6ヶ月後 12ヶ月後

ブルーベリー

  • 4ヶ月後であってもブルームが多く鮮度が高いことがわかる。
入庫前 4ヶ月後  

ユリ実験 機種別保存期間の状況

  • 氷感フラワーキーパー出庫以降、枯花までの期間が長かったのは保管状態時に透過ガラスによって外光による光合成が行われていたと推測。
  • 鑑賞期間延長させる氷感フラワーキーパーは小売店での保管に適しており、開花(成長)をおさえられる氷感冷蔵庫は生産者側に適している。

氷感保存のしくみ

氷感庫の食材が凍りにくい理由


水分子は通常の温度の場合、自由に動いています。

冷凍庫では、氷点下になると分子同士が並び、凍ります。

氷感庫は、高い電圧をかけることで分子がゆらぎ、食材は凍りにくくなります。

氷感庫の主な構造


氷感庫の電圧は最大7000ボルトがかかります。

このように、電圧が食材に伝わるしくみになっています。
(直接アルミ棚に食材を置いた場合、アルミ棚がより低温となり、冷凍障害が出る場合があります。)

食品の凍結点の一例

※一般的に凍結点以下で食材は凍ります。

種類 凍結点(℃) 含水率(%)
サラダ菜 -0.4 95.4
トマト -0.9 90.5
タマネギ -1.1 89.1
グリンピース -1.1 73.4
カリフラワー -1.1 88.0
ジャガイモ -1.7 79.5
種類 凍結点(℃) 含水率(%)
サツマイモ -1.9 69.3
リンゴ -2 87.9
洋梨 -2 83.1
-2.1 82.2
オレンジ -2.2 88.1
ブドウ -2.2 81.5
種類 凍結点(℃) 含水率(%)
レモン -2.2 88.7
サクランボ -2.4 85.5
バナナ -3.4 75.5
-4.5 55.0
クルミ -6.7 40.1
牛肉 -0.6~-1.7 71.6
種類 凍結点(℃) 含水率(%)
魚肉 -0.6~-2 81.0
牛乳 -0.5 88.6
卵白 -0.45 89.0
卵黄 -0.65 49.5
バター -2.2 15.5
チーズ -6.3 35.3

含水率は三訂日本食品標準成分表(科学技術庁資源調査会編)昭和48年3月による。

氷感庫で保存することにより、今までの保存に比べ飛躍的に鮮度を保つことが可能になります。

鮮度を保持しながら長期保存できるので食材のロスが今までより少なくなり、無駄がなくなります。

低温熟成と静電エネルギーによる熟成で美味しさがアップします。

静電エネルギー作用

静電エネルギーを与えることにより食材の氷結点付近でも凍りにくい状態をつくり、0℃付近での長期保存が可能となっています。
また、静電場環境によって発生する微量オゾンの殺菌・消臭の働きにより劣化原因でもある菌の増殖が抑えられるため相乗効果が得られます。

氷感

氷感庫に関するお問い合わせは…

エムアールティ株式会社TEL.082-962-1510

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